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治療<歯根の埋設>

インプラントの治療<人工歯根の埋設>について紹介

インプラント治療における手術の中で、最も要となるのが「人工歯根の埋設」です。インプラントの手術法は幾つかありますが、ここで紹介する2回法だけでなく、1回法や即日法においても、ほぼ同じ手術内容になるのが、この人工歯根の埋設です。手術は、事前検査の各結果に基づいた手術計画に沿って行われます。

●当日の術前検査と麻酔
手術当日の体調などによっては、手術を見送る場合があります。例えば、前日のアルコールが体内に残っている状態では、手術に影響を及ぼす恐れがあります。その為、手術前に当日の体調などを調べる術前検査が行われ、異常が無ければ、手術を行う為の麻酔を行います。

●人工歯根の埋設
まず、手術部位の歯肉を切開し、歯槽骨を表面に露出します。露出した歯槽骨にサージカルテンプレートなどを利用し、埋設穴を開ける位置決めを行い、それに合わせドリルで穴を開けます。この時の穴開け位置や角度、深さなどの精度により、手術の成否が決定されるとも言える重要なポイントになります。 この穴は、スクリュータイプやシリンダータイプのように人工歯根の形状に合わせて開けられ、回転するドリルによる摩擦熱から歯槽骨を守る為、生理食塩水を注水しながら、径の小さなドリルから開けていきます。そして、人工歯根の埋設時には、歯槽骨との定着がしやすいように、生理食塩水で血液を流さないように埋設します。

●術後処理
人工歯根の埋設後、歯根部の頭部にカバースクリューと呼ばれるフタをして、開いた歯肉を縫い合わせます。 カバースクリューとは、人工歯根と歯槽骨が定着する過程で、歯槽骨が頭部に被らないようにする為に用います。これは、人工歯根と人工歯冠とを連結する際に、再生した歯槽骨が邪魔になるのを防ぐ為に行われます。

●術後の治癒期間
術後、人工歯根と歯槽骨の定着の為に治癒期間が設けられます。術前に医師から説明があるはずですが、手術後は、歯肉や頬が腫れてきます。内出血によって、頬や顎が赤紫色になる場合もあります。個人差はありますが、これらの症状は約1週間で無くなるのが一般的です。痛みに関しても同様で、無痛の方もいますが、痛みを強く感じる場合には、痛み止めで抑えることが出来ます。

●仮歯による代用
術後、縫い合わせた歯肉の上から圧力がかかることで、定着する前の人工歯根がズレないように仮歯を利用することもあります。医院にもよりますが、約2週間は歯肉の治癒の為、何も付けずに柔らかい食事を行うことが多いようです。その後は、仮歯を使い過度の圧力がかからないように通常の生活を送り、人工歯根の定着を待ちます。